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はじめに

わたしたちの設計哲学

命をまもる建築をつくる

1.安全と分かっている材料しか使わない。

食の安全を気にされる方は、たくさんいらっしゃると思います。
では、建築の安全となるとどうでしょうか。
いま、建築の材料は、日本中はもとより世界中から輸入されてきています。木材や鉄をはじめとして、タイルや塗料、クロスにキッチンなどなど。
あまりにも流通経路は複雑で、使用されている薬剤や、木材の乾燥方法等も十分に把握できない場合が多くあります。
たった30年位前まで、地域にある材料をつかって建築をつくれ、設計者は安全の太鼓判を押すことが出来たのに。

今すぐ30年前に戻ることは出来ません。
しかし、徳島県内には、志をもち、建築のための木材や和紙、土などをつくり続けている職人や商人がいます。そうした安全と分かっている材料を出来る限り使って、建築を設計していきたいと考えています。

例えば、木材ならTSウッドハウス協同組合の天然乾燥材があります。
日本中で流通している木材の大部分は、人工乾燥材といって100度を超える圧力釡で、たった数日で強制的に乾かしてしまっています。そうすると、表面はきれいでも、内部には多数のひび割れが発生しており、地震時に想定を下回る働きしか出来ないこととなります。
天然乾燥材は伐採後に山で半年、川下に運んでから半年と、一年もかけて自然に乾かしていくため、強度を下げるようなひび割れはなく、地震時にも十分に力を発揮してくれます。

こうした安全な本物の材料を使って建築をつくっていきます。

2.信頼する職人に施工をしてもらう。

 木造住宅において、一番大切にするところはどこでしょうか。
キッチンやユニットバスといった設備は30年もすれば魅力がなくなってしまうものが大半です。
一番大切なのは、木材と大工さんです。良い木材を使い、仕事が出来る大工さんが工事をすれば、住宅は100年持ちます。
限られた予算の中で、キッチンよりも、木材や大工さんに費用をかけてほしいと説明しても初めは分かってもらえません。
しかし、打合せを進めていく中で、良い木材や良い仕事を知って頂くと、だんだんと分かって頂けるようになります。

設計事務所は、自分で工事をする訳ではありません。施主に見合った工務店や大工を引き合わせ、彼らの施工する工事が、図面通りに性能を担保しているかどうか監理をしていくことが設計事務所の役割です。
法令で設計者と施工者とは明確に区分されており、ハウスメーカー等のように設計と施工を一社で行う会社であっても、社内で一応は設計者と施工者とを分けています。

私たちがこれまでの仕事を通じて、自身を持って推薦をする工務店や大工さんの中から、これぞと思う会社に施工をしてもらうのが一番良いと考えております。
もちろん、予算があっての仕事ですから、競争入札を行います。
各社から詳細な見積(項目、数量、単価)を提出してもらい、私たちがチェックをし、十分に納得を頂いた上で工事を進めていくようにしています。

3.ローンを少なくするということ。

 私は東京で設計をしていましたが、その時は住宅ローンがなかったから、Uターンをして独立するという選択ができました。人生は何があるか分かりません。何かあったとしても、荷物が少なければ、新しい環境に身を移すことが容易になります。

まず、ローンを少なくするということ。
そのためには、全体収支を当初から把握し、かつ、段階に応じて見直していく必要があります。
土地の購入費や、建築の工事費は分かりやすい経費ですが、不動産手数料や各種申請費、登記費用、保険費、近隣対策費等も具体的な経費を算出しておく必要があります。その他に、家具や家電の購入費用や引越し費用、また将来かかってくる税金なども把握をしていただきたいと思っています。
弊社では、大24項目・小150項目からなる「全体収支計算表」を、土地探しから設計、工事契約等の各段階で算出し、全体収支を把握した上で、設計をしていくよう努めております。
また、設計事務所と一緒に住宅を建てる場合には、競争入札を行わない限り、本当の工事費が分からないというリスクがあります。そのリスクを出来る限り減らすように、公の標準工事価格調査等を用いて、標準工事費を算出しています。