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新築住宅を建てたい

6.スマートハウスはスマートではない

環境と省エネの話をします。
ハウスメーカーがつくるスマートハウスは決してスマート(賢い)ではありません。
日本エネルギーパス協会が発行している「建もの省エネ×健康マップ」には、大手ハウスメーカーの住宅の燃費を計算してくれています。



年間で約160kWh/m2の住宅が平均位でしょうか。120㎡として、年間19,200 kWhとなります。1kWh辺り20円とすると、年間384,000円となります。これに、太陽光発電を載せて、なんとか、年間12,000 kWh(約60 kWh/m2*120m2)の住宅になっています。同じく、1kWh辺り20円とすると、年間240,000円となります。差額は144,000円。太陽光発電が150万とすると、約10年位で元がとれそうです。
私たちは、太陽光発電を載せずに、60~100 kWh/m2の住宅をつくっています。120㎡として、1kWh辺り20円とすると、年間144,000円~240,000円のエネルギーコストで生活が出来る住宅をつくっています。

穴の開いたバケツに水を入れても溜まることはありません。太陽光発電はある意味、水の量を増やしてごまかしているだけです。きちんと断熱材を入れて、冬場に太陽光が入るように設計し、夏場は日射を遮り風が通る住宅とする。そして、効率的に設備を計画していく。それが本当にスマート(賢い)住宅ではないでしょうか。


アキレスボードによる外張り断熱構法

Newテッペンによる棟換気


省エネ等級4だと、冬場に非暖房室で朝5時に10度を下回りません。これはヒートショック等の健康被害を引き起こさない最低レベルの住環境です。日本の省エネ等級は世界的にみてとてもレベルが低く、ドイツであれば冬場に18度を下回る新築住宅は人権侵害であり、施工し直しとなるそうです。私は、最低でも、冬場に15度を下回らないように設計をしています。施主さんの希望に応じて、冬場でも20度を下回らない家を設計することは出来ますが、200万は高くなります。

エネルギーコストが年間3%ずつ上がっていく(150円のガソリンは来年には155円になる)と、40年で3倍になります。つまり、年間384,000円をエネルギーコストに払っている住宅は、40年後には年間100万円を超えて、エネルギー代を払うこととなります。例え、建築時に200万工事費が上がったとしても、エネルギーコストの掛からない住宅を建てておく方が、スマートだと私は思います。なぜなら、後で断熱リフォームをするには、外壁もしくは内壁を解体する必要があり、コストが余分にかかるからです。

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