人力・トラクターによる解体

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上板で古民家を改修して、福祉施設とするプロジェクトに関わっています。

できるだけ建物は再利用をする方針ですが、屋根がくずれており、あまりに危険なため、2棟を解体することに。

 

どうしても予算の都合で、解体工事を出せず、悩んだ末、セルフ解体を決意。

(なお、80㎡を超える建築物の解体は解体工事業の届出をしている業者しか解体できません。今回は80㎡以下、かつ屋根がないため建築物ではなく工作物扱いです)

 

柱にロープをかけて、ひっぱります。

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案外簡単に壊れます。

 

 

 

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こうなれば、安全に撤去作業ができます。

人間の背より高い位置に瓦などがあると、危険ですが、地面に転がっていれば安全です。

 

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次は大きな納屋の解体です。

 

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半分朽ちています。。。

 

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梁や貫、まぐさ等、水平材に切れ目を入れて、トラクターで引っ張ります。

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見事に解体成功です!

 

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壁を一枚ずつ、何回も繰り返しながら、壊していきます。

 

 

 

トラクターすごいな。19馬力やもんな。馬19頭か。

 

 

こんな感じでバッチリ解体できました!

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半分は活かして、屋外アートスペース(工作物)として、利用を計画しています。

ABOUTこの記事をかいた人

徳島県上板町にて、コミュニティ建築家としてがんばっています。 会社:プリズム建築設計室 資格:一級建築士、博士(工学)、土地区画整理士