今日は、游・空間デザイン室(建築家・林祐子さん)の伝統構法住宅の構造見学会に伺っていました。
構造の模型がありました。さすが!
土台はきちんと柱から出しています。コミセンは角のため、丸栓と違って複雑な仕口が必要になります。
貫は背が高く、4段通されていました。
2階にも土壁が。木舞はかなり狭く編まれていました。
二階床梁と小屋梁とに立派な丸太梁が。この加工は楽しかったでしょうね。
全て、手加工による刻みです。
この柱をどう磨いたのか。職人の苦労がしのばれます。
垂木は全て地獄ほぞで締めたとのこと。
垂木間の杉板天井。外部は腐食に強い赤身になっていました。