しばらく前になってしまいましたが、神山町林業活性化協議会の視察にて、町内の樹齢100年の杉の伐採を見学させていただきました!
伐採の様子です!
すごっ!
樹齢を数えると、何と100年でした!
年輪をみると最初の10年間程度の伸びがとても小さいのが分かりますか。
ものすごく詰んで、苦労をして育ってきた事が分かります。
たぶん実生(地の杉)だと思われます。
製材という仕事は、その木が生きてきた過程を明らかにする仕事だと思います。
節の出方や、年輪のつみ方等から、育った時は大きな木々の陰になっていて成長しくにくかったとか、
台風がきて周りの木が折れて伸びやすくなったとか、そういうことが読み解いていけます。
建築家の仕事は、製材屋さんが明らかにしてくれた木材を適材適所に使うこと、そして、次の100年を木が家として
生きていけるようにしてあげることだと思います。