120角の柱で梁をつくる

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阿波西高校の屋外トイレの建て方でした。

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120角の柱を抱き合わせて、梁を1間半(約3m)飛ばしました。

 

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徳島で震災があった時、沿岸部に木材工場が集中しており、県産材で仮設住宅をつくれないおそれがあります。それなら、120角の柱を備蓄しておいてなんとかしようというのが、徳島の建築界の一つのテーマになっています。

 
3m飛ばせられれば4畳半の部屋がつくれます。現場で大工が加工でき、すぐに工事できる技術を、構造設計のwoodACさんと一緒に考え、ようやく日の目をみました。

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徳島県上板町にて、コミュニティ建築家としてがんばっています。 会社:プリズム建築設計室 資格:一級建築士、博士(工学)、土地区画整理士