立面というのは、いつの時代も建築家を悩ますもの。
黄金比であったり、モヂュロールであったり、様々に美しさのプロポーションを形成する方法論があります。
ただ、いつの時代も何度もスケッチをしたり、模型をつくったりして、考え続けなければ答えがでないことは同じ。
僕の場合は、当初は模型やスケッチで検討をして、最終段階はパースで色合いをみながら微調整をしていきます。
当初はこんな感じ。今見ると、少し、バランス悪いですね。
![庇のみ正面](http://prism-tokushima.com/blog/wp-content/uploads/2014/03/庇のみ正面.png)
庇をやめて、木製ルーバーにしてみました。
![素地のみ正面](http://prism-tokushima.com/blog/wp-content/uploads/2014/03/素地のみ正面-1024x702.png)
きちんとした下屋をかけてみます。
![下屋斜め](http://prism-tokushima.com/blog/wp-content/uploads/2014/03/下屋斜め-1024x713.png)
窓の形を一部変化させてみました。
![互い違い1](http://prism-tokushima.com/blog/wp-content/uploads/2014/03/互い違い1-1024x637.png)
最終的に窓の形は当初に戻って、2階を40cmほど低くしてみました。
どっしりと落ち着いた感があります。
![階高を下げる](http://prism-tokushima.com/blog/wp-content/uploads/2014/03/階高を下げる.png)
今日は30枚くらいパースを描いていました。ようやく納まってきた感じがします。
追記
遊びで、下屋に遮熱塗料を塗ってみました。悪くはないですね。
![屋根白](http://prism-tokushima.com/blog/wp-content/uploads/2014/03/屋根白-1024x611.png)