立面を検討する

階高を下げる

立面というのは、いつの時代も建築家を悩ますもの。

黄金比であったり、モヂュロールであったり、様々に美しさのプロポーションを形成する方法論があります。

ただ、いつの時代も何度もスケッチをしたり、模型をつくったりして、考え続けなければ答えがでないことは同じ。

 

僕の場合は、当初は模型やスケッチで検討をして、最終段階はパースで色合いをみながら微調整をしていきます。

 

当初はこんな感じ。今見ると、少し、バランス悪いですね。

庇のみ正面

 

庇をやめて、木製ルーバーにしてみました。

素地のみ正面

 

きちんとした下屋をかけてみます。

下屋斜め

 

窓の形を一部変化させてみました。

互い違い1

 

最終的に窓の形は当初に戻って、2階を40cmほど低くしてみました。

どっしりと落ち着いた感があります。

 

階高を下げる

 

今日は30枚くらいパースを描いていました。ようやく納まってきた感じがします。

 

 

追記

 

遊びで、下屋に遮熱塗料を塗ってみました。悪くはないですね。

屋根白

ABOUTこの記事をかいた人

徳島県上板町にて、コミュニティ建築家としてがんばっています。 会社:プリズム建築設計室 資格:一級建築士、博士(工学)、土地区画整理士