登記簿を確認する

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家を建てる時も、土地を探す時も、まず、土地の位置を住宅地図で確認した上で、徳島地方法務局もしくは登記情報提供サービスで、公図もしくは法14条地図、地積測量図を取得します。

公図とは、明治時代の地租改正時に筆で土地の位置を示した台帳(旧土地台帳附属地図)を、元に電子化したもので、土地の位置や境界は現状と異なる場合はほとんどです。

昭和26年以降、正確な土地の位置や境界を明らかにするために、地籍調査が行われてきました。60年以上経ちますが、徳島県の地籍調査の進捗率は約30%となっており、土地を探す際にはまだまだ境界が明らかでない土地が多くあるということに、十分留意をしておかなくてはなりません。

 

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国土交通省地籍調査webサイトより)

 

 

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法14条地図は1/500の縮尺で描かれており、敷地の正確な形状だけでなく、隣地や接道状況を把握することができます。

例えば、下の写真では、36-5、36-10、36-11、36-12、36-4の5筆の土地が一体のようにみえますが、実際には5筆に分かれています。

そして、36-10と36-5との間には何もなく、一体の土地のようにみえます。

 

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しかし、実際には、下の公図のように、かっての水路(青線)と里道(赤線)とが通っており、

水路と里道の所有者である町役場の許可を受けなければ、36-5の土地を通って36-10に通行することができません。

 

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水路については水利組合等に使用権がある場合があり、通行料などで多額の請求をする組合も県内にありますので、注意が必要です。

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ABOUTこの記事をかいた人

徳島県上板町にて、コミュニティ建築家としてがんばっています。 会社:プリズム建築設計室 資格:一級建築士、博士(工学)、土地区画整理士