ニヤリー開業

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設計をさせて頂いた、芸術福祉施設ニヤリーが開業となりました。

様々なメディアにも取り上げられています。

 

徳島新聞

 

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徳島人

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朝日新聞

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障がいのある人らが生み出す独創的な芸術、アール・ブリュット。

その活動を後押しする施設が今月、上板町七條の古民家にオープンした。絵や刺繡(ししゅう)、園芸、音楽などに自由に親しみ、隠れた才能や新たな生きがいを見つけてもらうことを目指す。

町内のNPO法人「らくえん」が運営する障がい福祉サービス事業所、「niyary.(ニヤリィ)」。毎日笑顔でいられるように、と名付けられた。

築約100年の木造の一室は、色鉛筆や絵の具、スケッチブックが机に並び、アトリエのよう。チョークで自由に描き込める黒板の壁があり、電子ピアノや太鼓も置かれている。利用者は畳の上に座り、思い思いに創作に打ち込む

「らくえん」は2013年、理事長の堀川可奈子さん(55)が立ち上げ、障がい者や引きこもりの人の支援に携わってきた。

堀川さんの長男、真也さん(21)は自閉症で、幼いころから、記憶した風景を絵で忠実に再現することができた。その才能を伸ばし、現在はアール・ブリュットの作家として県内外で個展やライブパフォーマンスを開く。

「障がいがある人の豊かな感性や個性を、芸術に生かす場を作れないか」と考えた堀川さん。昨年11月に古民家を借り、改修して実現にこぎ着けた。

利用者の定員は20人。手芸や美術に詳しい人や看護師など約10人のスタッフが、活動を支える。今後は古民家の一角にカフェを開き、作品の展示・販売もする計画だ。

技術を教えるのでなく、感じたままに表現することを大切にしたい、と堀川さん。「思いを形にする喜びや感動を、共有しませんか」と利用を呼びかけている。

問い合わせはニヤリィ(088・678・6263)へ。(八角健太

ABOUTこの記事をかいた人

徳島県上板町にて、コミュニティ建築家としてがんばっています。 会社:プリズム建築設計室 資格:一級建築士、博士(工学)、土地区画整理士