上板町にある旧藍屋敷・戸田家住宅がついに重要文化財になります!
徳島新聞だけでなく、全国ニュースでも流れました。
文化審議会が答申をし、この後、文部科学大臣が指定をする手続きに進みます。
徳島県近代和風建築総合調査時代に所長が他のメンバーの方々と一緒に調査をさせて頂きました。
この時に、奈良文化財研究所のご指導を受けたとのことです。
その後、この春に重要文化財になりそうだとの連絡を受け、それから文化庁、徳島県文化財課の指導を頂きながら、
調査をお手伝いさせて頂いてきました。
ようやくここまで来たという感慨深いものがありました。
同時に、建築様式をまもりながら、生活を続けてこられたご家族の皆様が、この建築を護り、
重要文化財にまで指定を受けることになったのだと、深く感謝の念がこみあげてきました。
というのも、藍の里と呼ばれる上板町でありながら、これまで藍関連の文化財建造物がありませんでした。
上板が次世代に残す宝がまた一つ増えました。