天然乾燥材でつくった学童保育 柱建て

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天然乾燥材でつくった学童保育の建て方の様子をご紹介しています。

土台敷き に続いて、柱建ての様子をご紹介します。

 

これは24cm角の大黒柱です。長さは5mもあります。

人力では持てないのでクレーンで吊って運びます。

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土台はこういうように、柱に食い込む形で止めています。

四方差しにしておくことで、地震時の柱の動きを抑えてしまいます。

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ゆっくり慎重に落していきます。

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位置がきまったら、「かけあい」という道具を使って、上からたたき込みます。

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あと、2cm

 

1.5cm

 

1cm

 

5ミリ

 

2ミリ

 

もう一回

 

のぞんだ(=入った)

 

という感じでかけあいを振ってもらいます。

 

無事に、ぴったりと納まりました。

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240□の柱の他に、丸太柱もあります。

これは背が低いので、木槌で上からたたき込みます。

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また、外周部には、貫を入れました。

貫が入ることで、耐力壁の力がなくなった後でも、余震で建物が倒壊することを防いでくれます。

柱を揺らしながら、貫を通していきます。

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次は、梁を架けます。

ABOUTこの記事をかいた人

徳島県上板町にて、コミュニティ建築家としてがんばっています。 会社:プリズム建築設計室 資格:一級建築士、博士(工学)、土地区画整理士