GWも後半が始まりましたね。あすたむらんどに行かれる予定のある方は、ぜひ科学館にも足を運ばれてみてください!
ホールの天井リニューアルの設計をさせて頂きました。
ドキドキした子どもたちの気持ちを迎えられるホールでありたい、という学芸員さんの希望に応えるため、
その意匠を円形の膜天井という世界初の技術で表現をしました。
膜天井のデザインは、ホールのメイン展示でありながらどこか脇役になっていたフーコーの振り子をより印象付けるために、
振り子の動きが描くバラ曲線をイメージモチーフとするとともに、12本の柱を時計に見立て、膜(天空)を貫かせることで「時空」、
すなわち科学の歴史を表現しようとしています。… 私なりに、この科学館が子どもたちを迎えるためにはどのような意匠であるべきか考えた結果です。